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趣味のつぶやきや 気になるニュースの備忘録等 ときどき 子育てられ日記

2012/03/29

SD1Merrill VS A900 #1

SD1Merrill
DP2 X3F 現像

等、最近の私のブログ来訪者の検索ワードです。
あとは"みんぽす"さんからの方も多いようです。こんな末端の趣味ブログに訪れてくれる事はとてもうれしく思っています。
最近Foveonな記事が多い為ですよね(笑)

今回は趣向を変えて

SD1Merrill VS A900

をテーマに書いてみようと思います。
外観・操作感等は除外して、出力画像について書いてみようと思います。

Battle1:画素数

SD1Merrill  約1500万画素(Foveonセンサはこの数値の3倍を公表します。)
A900     約2400万画素

全く違うように感じる画素数ですが、実際に同サイズで鑑賞した場合、違いは感じにくいですが、わずかにSD1Merrillの方が精細感で勝るような気がします。
これは、SIGMAがカタログでも謳っている通り「3000万画素相当」と言うのには説得力があると思います。
同時に、世間では3600万画素のD800の作例が出回るようになりましたが、まさにその通りの精細感。

D800 > SD1(Merrill) > A900

が私の現在の素直な評価です。

ただし、この話には続きがあります。
精細感や解像感(言葉にはっきりとした区別は難しいかもしれません)は、レンズにも依存します。
SIGMAには絶対的にレンズの選択肢が少ない事は言うまでもありません。
逆に、他のメーカーでは自社レンズの他にSIGMAレンズが選べるのですから、圧倒的なアドバンテージです。
そして、全てのレンズに手ぶれ補正が搭載されて欲しいというのが願いです。
それがあってこそSD1MerrillのFoveonセンサが活躍しやすいでしょう。

A900はボディ内手ぶれ補正ですから、どのレンズでも有利ですし歩留まりも高くなります。

という訳で、この勝負引き分け。


Battle2:JPEG出力

どちらもRAW+JPEGで記録する事ができます。
私は、この二台のカメラを普段からJPEG+RAWで記録しています。(A550とK-rについては、ほぼJPEGオンリーしかもSサイズ撮影です。)
オートホワイトバランス、マルチ測光(評価測光)で撮影した場合、どちらも悪くない出力をします。
A900にはダイナミックレンジオプティマイザという強めな階調補正機能がある為、見やすい写真が増える傾向はあるにはありますが、階調補正を無しにしてみるとそれ程どちらにも甲乙は付けにくいと思います。

巷で言われるほど、RAW撮り専用カメラではないです。

ナチュラルな発色が好きな方は、SD1MerrillのJPEGでも気に入る方が多いのではないかと思います。
逆に、高彩度・高コントラスト系のスタイル(例えばビビッド、風景)等が好きな方は、SD1MerrillよりA900の方がバランスが良いと思います。幅が広いと思います。

この勝負、A900の勝ち
でも、SD1Merrillもなかなかですよ。


Battle3:純正RAW現像環境

SIGMAはSPP(SIGMA Photo Pro)
SONYはIDCSR(Image Data Converter SR)
※この記事を書いた直後、IDCSR→IDCにバージョンアップしました。操作の面で変更が多かったので、その点は別記事にします。調整についてはそれ程変わりはなさそうです。

どちらも、できる事はそれ程多くはないと思いますが、トーンカーブ調整ができる点でIDCSRの方が個人的には便利です。

SPP「カラーモード」 VS IDCSR「クリエイティブイメージ」
クリエイティブイメージの方がより自由度が高いです。
また、カメラ内では選択できないクリア等もいい感じです。

SPP「X3 Fill Light」 VS IDCSR「Dレンジオプティマイザ―」
どちらも階調補正機能です。基本的な使い方としては、シャドーとハイライトのバランスを整えます。
Dレンジオプティマイザーが普通の明るさ調整(効果は強い)なのに対して、X3 Fill Light については少し違うようです。
SPPはトーンカーブ調整ができない代わりに、Fill Lightにその機能も混ぜ込んであるイメージです。
マイナス方向に動かすと、明度が低い方から黒にのみ込まれていきます。そして、その時にハイライト部はグロー効果の様にボヤっと発光するような雰囲気に変わります。
これはある種魔法の様で、癖になる面白さを持っています。

その他画像補正
彩度やコントラストについては、SPPの圧勝と言ってもいいかもしれません。
いくら上げ下げしても階調が滑らかで破綻しません。
これはSPPの性能と言うより、Foveonセンサ由来のデータの持つ情報の豊かさなのではないでしょうか。
ただし、明度の低い部分を無理やり明るくしようとすると、ノイズが多いのが目立ちやすいのも事実です。そこのサジ加減は腕の見せ所でしょうね。

X3 Fill Lightや破綻しない彩度・コントラストのおかげで、想像を超えるドラマティックな現像ができるのがSPPです。
一方、派手さはないですが、分かり易く調整もしやすいIDCSR。

この勝負、楽しさでSD1Merrillの勝ち!


Battle4:センササイズ
一番ナンセンスな勝負かもしれません。
ボケボケ写真を撮りたい人がSD1Merrillを選択するとは思えないです。
APSサイズのセンサで、レンズの中心に近い部分だけ使えた方が、Foveonセンサには幸せだと思います。DCレンズだと話はややこしいですけどね。
135サイズはやはり周辺画質との戦いでもありますしね。

それぞれの性格にマッチングしているのでOK。引き分け。


さて、ここまで4戦、どちらも一勝一敗二引き分け。
「A900は伊達じゃない」と「可能性の獣SD1Merrill」
このバランスだからこそ、どちらも手放せないいい関係です。

また別の対決はあるのか、気が向いたら考えます♪


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