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趣味のつぶやきや 気になるニュースの備忘録等 ときどき 子育てられ日記

2012/04/09

FOVEONとベイヤーの色比較

子ども達の顔が写っている写真の為、全体像はモザイク処理を施す形で自粛させて頂きますが、厳密ではありませんが同じ様な場所にカメラを構えて、F値とISOを同値にして比較してみました。
前提条件として、FOVEONのブラックホール(色の欠損)が起きないよう、十分な光量がある晴天の昼間に撮影しました。
主にヒストグラムを見て頂きたいと思います。

RAWから純正現像アプリにて
  • 彩度とコントラストに癖が無い様に、A550はクリエイティブスタイル「スタンダード」、DP2はカラーモード「ナチュラル」と「スタンダード」
  • ホワイトバランスはどちらも「オート」
  • その他の補正は全て「0」か「オフ」

A550 + SIGMA 30mmf1.4 (30mmF1.4ExDc)
F2.8 , ISO200
クリエイティブスタイル:スタンダード
DP2
F2.8(開放) , ISO200
カラーモード:ナチュラル
DP2
F2.8(開放) , ISO200
カラーモード:スタンダード
モザイク化した全体像
A550
モザイク化した全体像
DP2(カラーモード:ナチュラル)
どちらが「好み」だとか主観は置いておいて、ヒストグラムから読める特徴を挙げれば
  • コントラストが高いのはA550。ダイナミックレンジが広いのはDP2。
  • 彩度が高いのはA550。
  • 色相の傾向は大きな差はないように見えるが、DP2は赤のバランスが高め、A550は黄緑色のバランスが高めな気がします。
  • DP2のカラーモードはそれ程差が出ませんが、スタンダードの方がコントラストが高いです。
以上の事を踏まえて、DP2(カラーモード:スタンダード)のコントラストと彩度と色のバランスを調整して再度比較しました。JPEGファイルをGIMPというアプリで調整しています。
元々A550の画像を見て少し黄緑色っぽく見えたので、その分は差し引いて、青を強めに色のバランスを取っています。具体的には緑を25%、青を50%上げています。A550と比べて全体の彩度が低かった為、赤を引くというより、緑と青を強める事でバランスを近づけました。

左:DP2(調整後) 、 右:A550
DP2(調整後)のヒストグラム
こうして真面目に調整した後の画像を比較してみると、「FOVEONだから」とか「ベイヤーだから」とか言うのは特に感じないレベルまで持って行く事ができました。

パッと見のDP2の無調整の画像は、パンチが無い様にも見えますが、シャドーからハイライトまでのレベル変化が滑らかだとも言えます。
そういった特徴を活かせば、コントラストや彩度の可変可能性は極めて高く、すなはち表現幅も広いと言えると思いました。
気難しい色相調整のコツを掴めれば、FOVEONで撮影した写真から、グッと魅力を引き出してやれそうです。

こういった晴天の昼間のように、十分な光量がある状態の低彩度な条件下では、FOVEONは階調が豊かだという事が確かめられました。
DP2とSD1Merrillが必ず同じ傾向かと聞かれると、まだその比較は行っていないので、明言は避けますが、それはまた後日にでも。(と言うか、SD1Merrillには150mmレンズしか所有していないので、比較が難しいです(笑))

一方ベイヤー代表としてがんばってもらったA550ですが、全てのベイヤーセンサが同じ傾向とは言い切れないので、ご了承ください。
今回のように低彩度な条件下でもメリハリのある画像を出力できますが、シャドーとハイライトの階調は大味だと言えます。
ただ、階調補正機能は強力な場合も多く、悲観するほどでもないかとも思えます。

高彩度・高コントラストから、好みの画像にアプローチするベイヤー。
低彩度・低コントラストから、好みの画像にアプローチするFOVEON。

接し方が分かって来る程、より面白くなるカメラ達です♪


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