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2013/02/18

開発者が語るA99+SAL135F18Z

αオーナーズマガジン
より、引用しています。

開発者の話というのは、知る機会が限られているので、貴重かと思います。
SONYのツアイス印SAL135F18Z(Sonnar T* 135mmF1.8 ZA)と、α99について語っています。

私は、SAL135F18Zについての文章に興味があるので、そちらを中心に見てみました。
このレンズは、Aマウントレンズでも特筆されるレンズのひとつで、私は使用した事はありませんが、とても気になる存在です。
それでは、以下リンク先より


■カールツァイスのレンズで最も重視しているポイントはコントラストです。

このSonnarはキレのあるシャープな描写というような評価を頂いているのですが、そのシャープな描写はコントラストへの強いこだわりから生まれます。そういう意味ではこのSonnarは、本当にツァイスらしい写りをするレンズだと思います。(白石)

カタログに載っているMTFを見ると分かりますが、周波数が高いところでも高コントラストになるよう目指して設計されているのがSonnarです。
ただ、コントラストは単純にレンズ設計を工夫すれば良くなるわけではありません。例えば、羽根枚数9枚の円形絞りを採用している理由は、もし円形でなかった場合光芒を引きやすくなり、コントラストは下がってしまうからです。
また、レンズ内でのフレアをしっかり抑えるためにレンズ後部の内壁には植毛処理を施しています。光学設計だけでなく、こうしたメカ設計の工夫ひとつ一つがコントラストにつながっています。そこにはカールツァイスレンズの特長であるT*コーティングも大きく寄与していることは言うまでありません。(大竹)


*****
前にもSONYのツアイス印の開発者インタビューで読んだ事がありましたが、コントラストを最重要に考えているのですね。ツアイスの基準に準じているという事です。
また、余談ですが、始めからツアイス印として開発を始めたものでなくても、開発の過程で相応しい性能を認められるため、途中からツアイス印にするという事もあるようです。(この135mmがそうかは分かりません。)

円形絞りの方が光芒を引きにくいというのは、そう言われればそうなのかもしれませんが、てっきり点光源ボケを綺麗に見せる事が、主目的だと思い込んでいました。

内壁の植毛やコーティングは、ツアイス印の基本スペックですかね!?
*****


■シャープな描写

という点について言えば、フローティングフォーカスを使用していることがひとつのポイントです。
フローティングの仕組みは2つのレンズが動き、焦点距離の変化でピント面が動いても、中心と周辺のバランスなどが変わってしまうのを抑えることができます。これにより、ただ単にシャープというだけでなく、距離が変化したときでもシャープさを保ち続けるような設計をしているのが特徴です。さらにEDガラスを入れることで色のにじみを抑えているのも、忘れてはならないポイントです。(大竹)

まずひとつ言えるのはSonnarを使うときこそ、α99の有機ELファインダーの強みが最大限に生かされるということです。その根拠のひとつとして、Sonnarの持ち味であるカミソリピント(カミソリのようにピントの合う範囲が狭いこと)があります。この極薄のピントを合わせたい位置に素早く合わせられるのは、有機ELファインダーしかありません。もちろん光学ファインダーでもある程度ピント位置は把握できますが、狙い通りの作品にたどり着くまでに一度撮影して仕上がりをモニターで確認し、再度調整して撮影という流れにどうしてもなります。ですが有機ELファインダーならファインダー上でピント位置を拡大し、より厳密に調整しながら撮影できます。(漆戸)

ファインダーの拡大表示機能は、中心だけでなく構図の隅々まで確認できるのも特長です。当然レンズは中心が一番解像しますが、Sonnarなどのカールツァイスレンズは周辺の解像もいいので、そういったレンズの性能をしっかり細部まで確認しながら撮影できます。そうすれば作品の精度をさらに上げられるはずです。また、ピント位置の確認をアシストする機能としてもうひとつピーキング機能がありますが、これもEVF(Electronic View Finder、電子ビューファインダー)だからこそできるアクションですね。(花田)


撮影中は作品を俯瞰して確認することもあれば、ピクセルで拡大して細部を確認する場合もあります。その両方を撮影の流れのなかでスムーズに、ファインダーをのぞいたままできるというのがEVFのメリットです。目を拡張し、ワークフローも効率よくなるという点ではプロのカメラマンの方にも非常に使いやすいと高い評価をいただいています。(漆戸)


Sonnarのピントのつかみやすさという点で機能面からお話しましたが、もちろんそれだけではα99の有機ELファインダーが持つ「見え」の良さは語りきれません。そもそもα99のファインダーは「光学」と「デジタル」の両面から進化しているので、機能を使わずともSonnarの極薄ピントがはっきりと分かると思います。基本設計はα77を踏襲しつつも、作り込みは精緻(せいち)を極めています。まず光学面では、EVFのなかに使っている光学部品のレンズの精度を今まで以上に高めました。レンズ1枚1枚を厳しく吟味し管理しているのに加え、レンズ同士の組み合わせにも最大限に気をつかっています。このレンズを組み上げる工程がとても重要で、最終的な性能は組み合わせで差がでます。高性能なOLED(Organic Electro-Luminescence、有機EL)と、視認しやすい光学部品がそろわなければいいファインダーはできません。(漆戸)


デジタル面でのファインダーの進化は画づくりにあります。特に階調性については重点的に取り組んでおり、暗いところから明るいところまでしっかり確認できるよう、あらゆるシーンで試しながら作り込みました。基本的に白とびや黒つぶれの度合いは階調設計で決まります。空に浮かぶ雲がのっぺりした白一色にならないようハイライトの微妙な階調性を維持したり、黒つぶれに配慮しながらシャドーの表現を見せつつノイズを出しすぎないなど、両者をうまくコントロールしながら最終的な仕上がりを決めました。またOLEDの特長である高コントラスト特性を踏まえ、画づくりでは感覚値を大切にしながら写真を確認するうえで最適なコントラスト設計にしています。最終的にはEVFとしての様々な利便性は享受しつつ、その向こう側に見える世界があたかも肉眼で見たかの様な質感を伴って再現できるように配慮しました。(花田)


EVFはα55ではじめて一眼カメラに搭載したのですが、それからここまで常にフィードバックを受け、我々も日々考えながら進化させてきました。ぱっとみの見ばえだけならコントラストを高くして明るくすればいい。でもそれだけでは写真は撮れません。単純な見ばえに偏った設計をせず、α99では徹底的にリアリティーを追求しました。そこには、これまで積み重ねてきたノウハウのすべてが生かされています。だからこそ、フルサイズのイメージセンサーを最大限に生かせるEVFがα99では実現できたのではないかと思います。(漆戸)



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フローティングフォーカスですよね。
私の実体験でも、撮影距離に関係なく安定して写りの満足度の高いレンズは、フローティングが多いです。
どれくらい色収差を抑えているのかは、このレンズを所持していないので分かりませんが、こりゃヒドイという作例も見た事がないのも事実。
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■Sonnarが出た当初はAPS-Cセンサーのα100しかなかったので、


それだと換算200mm相当と画角が狭くなり、個人的には使いにくいという感覚がありました。しかしフルサイズのα99に装着して使ってみると、やはりこのレンズはフルサイズで使ってこそ真価を発揮するなと実感しました。APS-Cとフルサイズのセンサーでは、画素数が同じでも表現力については根本的に差があります。さらにSonnarは画角周辺まで解像感にこだわって作られているので、APS-Cセンサーでその部分を切り捨ててしまうのは正直もったいない。本当に表現力の高いレンズだからこそ、その表現力を最大限に引き出せるボディで使用してほしいですね。(白石)

さらに捕捉すると、Sonnarのぬけの良い描写をさらに高めてくれるのがα99です。ぬけの良さというのは、実は黒を限りなく黒に近づけることで生まれます。黒が締まるというのは写りのなかでとても重要で、α99のイメージセンサーは黒を締める工夫がされているのでSonnarのぬけの良さが存分に生かされると思います。(大竹)

α99では黒のレベルを、メインセンサーから信号を受け取るデジタルフロントエンドとBIONZでの信号処理によって正確かつ高速に合わせています。有機ELファインダーの映像はメインセンサーからとっているので、当然センサーの性能の良さがファインダーの見えにも大きく影響しています。(漆戸)

さらにSonnarの魅力のひとつでもある
ぼけ味を正確にEVFで確認できることも、作品づくりにおいて大きなアドバンテージとなるはずです。それが可能なのもα99がトランスルーセントミラーを搭載しているからです。そういう意味では、おそらくファインダーで一番きれいにぼけを確認できるデジタル一眼カメラはα99だと思います。α99の有機ELファインダーにはさまざまな機能とリアリティーを追求した見えがあります。このファインダーを通して、ぜひカールツァイスレンズを使う喜びや、そのポテンシャルの高さを再発見していただければと思います。(花田)



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水面下ではα900のプロジェクトも動いていたでしょうし、フィルムαの延長の方もいらっしゃったのでしょう、SONY時代になってからのレンズの中では古株レンズですが、現在でも、そして過去のラインナップを合わせた中でも、第一線の憧れのレンズです。
こういった文章では、あっさり短く語られていますが、「こだわり」は並々ならぬものなのでしょうね。
Aマウントの135mmには、STFというコレまた特別かつ格別のレンズがあります。
同じ画角に、タダものではないレンズが2本ある。そして片方が淘汰されるような関係ではないというのは、その存在価値を暗に象徴しているのでしょう。

ところで、「黒を締める工夫」というのは、デジタルカメラマガジン20012年10月号の開発インタビューで読みました。エリア分割ノイズリダクションという考え方で、黒い部分には黒い部分で最適なノイズリダクションを掛けるというようなものです。気になる方は誌面をどうぞ。
おそらく、サイバーショットRX1でも同様な処理がされていると思います。黒は周辺ピクセルから予測して塗っているんじゃないか?と思う程ノイズが少なくなりました(笑・α900比)

私はEVFについては、見やすいと思った事はないのですが、光学プレビューがうまく反映できるのは羨ましい機能だと思っています。
OVFのペンタックスK-rでは、光学プレビューもできるのですが、絞るので当然ファインダ像は暗くなり、結局見づらいのです(笑)
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